観る前に予習すると内容がわかる!

私は歌舞伎を観る前には予習をするようにしています。
歌舞伎のストーリーは複雑で、人間関係がとくによくわからないためです。親子関係が複雑な時は家系図をつくったりしたこともありました。そのため、おおまかな内容をあらかじめ把握しておくとかなり歌舞伎自体の楽しみを発見することができます。高いお金払っているので、その分の元を取りたいという貧乏性が由来ですね。

◼︎筋書き(プログラム)で予習するのがベスト
さて、予習に最適なのは、筋書き(すじがき。芝居のプログラム)を観劇前に入手して前もって読むことです。筋書きには、演目ごとにその芝居の歴史や全体説明、出演者の役柄やストーリーなどが豊富に書かれています。まずは、ストーリーを把握しましょう。たとえば、松王丸と梅王丸と桜丸は三兄弟で、藤原時平(しへい)は悪者なのね。彼らの奥さんは誰で子供は誰で‥ということをある程度頭に入れておくだけで十分です。すると、とよくもまあ、こんな複雑な話を江戸時代の人が作って、それを観客が楽しんだものだ、と楽しくなります。

◼︎筋書きは事前に購入できます
さて、筋書きは、公演当日に歌舞伎座の中で購入でしか購入できないと思っている方が多いですが、歌舞伎座地下一階のチケット売り場ではその当月の筋書きを買うことができます。もし、事前に下見に行ことがあった場合は、そのときに筋書きを買ってしまうことを強くお勧めします。
芝居直前に買ってその前に読んでしまうにはあまりにも時間がないのです。複雑なストーリーになると、舞台をみずにあわてて筋書きを読んでいる人をよく見かけますが、もったいない話です。と言う私も当初はそうでした。

しかし、歌舞伎座に行くには遠すぎる、という人も多いでしょう。その場合はネットや書籍であらかじめ調べることをお勧めします。ネットにもファンによるわかりやすい内容を解説などがありますので、あらかじめそれで予習にしておきましょう。

わたしの場合は、前もって筋書きを購入できない時は歌舞伎名作50選のような書籍でおおまかに内容を把握するようにしています。

とにかく、事前に予習すると余裕を持って芝居を楽しめますので、みなさんもぜひ試して見てください。習慣になりますから。

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