歌舞伎初心者ミシュラン! 「壽 初春大歌舞伎(2017)」オススメ度表


好評の歌舞伎初心者ミシュラン!東京・歌舞伎座で公演中の「壽 初春大歌舞伎」の初心者向けのオススメ度表です。★が多いほど必見です。満点は★★★★★。
公演会場での「盛り上がり度」、「眠っている人度」、「口コミ度」などを総合的に判断しました。
★:オススメ、☆:イマイチ

<昼の部>
★★☆☆☆ (1)将軍江戸を去る (11:00〜)
★★★★★ (2)大津絵道成寺 (12:28〜)
★★☆☆☆ (3)伊賀越道中双六 沼津 (1:51〜)

<夜の部>
★★☆☆☆ (4)井伊大老 (4:30〜)
★★★★★ (5)越後獅子 傾城 (6:23〜)
★★★☆☆ (6)秀山十種の内 松浦の太鼓 (7:22〜)

【総評】
・今月は昼の部第2部「大津絵道成寺」が超オススメ!愛之助の七変化が楽しい!跳んだりはねたりと頑張ってる!一幕見席でぜひどうぞ。
・「越後獅子」の中村鷹之資(たかのすけ)の踊りが小気味よく見ていて気持ちがよかった!もちろん玉三郎の「傾城」は優雅でした。
・「大津絵道成寺」は、昨年末の十二月歌舞伎「京鹿子娘道成寺」とダブり感が…。おおきな鐘、見たばかりなのでデジャブかと思いました。
・昼の部の「将軍江戸を去る」と夜の部「井伊大老」は新歌舞伎でとてもトーンが似ていている芝居で残念。すばらしいお芝居ではあるのですが、セリフが長くてかつ、舞台上での役者の動きのすくない時間が長いために、多くの人が気持ちよさそうに寝ておりました。終わったときに「長いねー」という声がいたるところから聞こえましたし。
・「松浦の太鼓」は、後半で玉三郎がの出演でひきしまった感じ。
・今月は、魁春や梅玉などのベテラン陣の出演が少なく、出演者の層が薄い印象。年末の国立劇場「仮名手本忠臣蔵」の影響で休養月なのかもしれませんね。

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