バランスよい演目揃い「5月文楽公演(2018年)」初心者向けオススメ度の星評価!


 好評の「歌舞伎初心者向け、オススメ度星評価!」にならって、文楽初心者向けのオススメ度の星評価です。現在、東京・国立劇場小劇場で公演中の5月文楽公演の初心者向けのオススメ度表です。5月28日が千秋楽です。★が多いほど必見です。満点は★★★★★。
公演会場での「盛り上がり度」、「眠っている人度」、「口コミ度」などを総合的に判断しました。
★:オススメ、☆:イマイチ

<第一部>
★★★★★(11:00〜)
(1)本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)桔梗原の段
(2)吉田幸助改め五代目吉田玉助襲名披露口上
(3)景勝下駄の段
(4)襲名披露狂言 勘助住家の段
(5)義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)道行初音旅

<第二部>
★★★☆☆(1)彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)(16:00〜)
 須磨浦の段
 瓢簞棚の段
 杉坂墓所の段
 毛谷村六助住家の段

【総評】
(あらすじなどはこちら特設サイトをご覧ください。)
・総合点★★★★☆
 初心者が見て楽しいかという視点から四つ星としました。第一部と第二部のどちらか迷っている、という方には第一部を強力にオススメします。バラエティーに富んだ演目が続き、初心者の方も楽しめる演目となっております。演目後半の「実は」続きで頭が混乱するのも文楽ならではです。ぜひ、文楽の洗礼を浴びていただきたく思います。

 第二部の「彦三権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」は、半通し狂言ということで見応えがあります。「毛谷村(けやむら)」は歌舞伎でもよく演じられる演目です。ただ、人間関係が複雑なのでしっかりと予習をしましょう。でも、ヒール(悪役)が明確に示されるので、そこを抑えると楽しめると思います。



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