わたしは「あぜくら会員」のメンバーです。はい、もちろん国立劇場小劇場で公演される文楽のチケットを、安心して、余裕をもって入手したいためです。国立劇場大劇場のリーゾナブルな２等席、３等席を買うためでもありますが、メインは文楽のチケットのためです。
それなのに…
文楽チケットの発売初日１０時００分からしばらくは、サーバーにアクセスが殺到するようでまったく反応しません（涙）。ＰＣをにらみながら、片手にスマホを持ち、両刀使いで対応しますが、どちらもうんともすんとも言わない（実際には、「しばらく待ってアクセスしてください」というようなメッセージが表示）。
しどい…。入会金２１００円、年会費２１００円払っているのに…。
発売当日の１０時からは、だいたい１０分ほどはまったくつながりませんが、ただ、それ以降は細々とつながります。よい席はなくなっていますが。予約ページの説明によると、座席の確保は１５分保たれるとのことなので、それを経過するとキャンセルされた座席がぽろぽろ出るのでしょう。そこを狙うしかありません。
ということで、あぜくら会員になろうと迷っているかた、あまりオススメしません。いや、それでもすてきな会員カードがほしい！会員になってそのようなアクセス不可の世界をぜひ試したい！という奇特な方へ。アクセス困難なチケット予約サイトのサバイバル術をこっそりお教えいたします。
（１）手元に座席表を置く[大劇場座席表へのリンク、小劇場座席表へのリンク]
（２）選び直さずに即断即決
発売当日の予約画面は、正常な画面が表示されるとしても、非常に時間がかかります。とくに座席を選ぶときは操作を誤ると、画面をリロードしなければならず、その間にライバルたちは口笛を吹いきながらスイスイっとチケットを購入しています。そのため、手元に国立劇場の座席表をおき、迷うことなく狙いの座席を選べるように準備をしておきましょう。ベストなのは、第一希望から第三希望ぐらいまでの座席位置をあらかじめ決めておくことです。座席を迷っていると、その間にライバルたちが口笛を…。
そして、決めたら即断即決で決済画面へＧＯ！そこで手元が狂って別の日、別の座席を購入してしまっていたら、天を仰いで反省し、あきらめましょう。自分のミスを認めて知人に安く譲るか、「おけぴ」で定価以下で譲る方向を模索しましょう。
というわけで、いずれにせよ、あぜくら会に興味のある方は、こちらをご覧ください。
大劇場の等級別座席表
https://www.ntj.jac.go.jp/assets/files/ticket/newkabukizaseki-2.pdf
小劇場の座席表もも見つかり次第アップいたしますが、東京での文楽公演の場合、ほとんどが１等席です。２等席は最後列のみ、３等席は出語り床すぐヨコの７席のみです。
