毎年4月に香川県の金比羅山のふもと、旧金毘羅大芝居(金丸座)で開催される「四国こんぴら歌舞伎」の座席からの舞台の見え方を写真で紹介します。遠方からわざわざ観劇に訪れる人が多い割に、なかなか情報がないと思います。開演前、開演後の写真をとりましたので、大雑把ですが、ご参考にどうぞ。もちろん開演中の写真はありません。
しかし安心してください。この旧金毘羅大芝居は、そんなに大きな劇場ではありませんので、どこからでもとてもよく観ることできます。劇場というよりも芝居小屋です。そして舞台すぐ前だと、一流の歌舞伎役者さんの息遣いまでも感じることができるという、とてつもなく贅沢に歌舞伎を楽しむことができます。しかし、古い建物だけに少しだけ注意点をおしらせします。
・平場席(ひらばせき)はとにかく狭い!
舞台正面の席を「平場席(ひらばせき)」といいますが、ここはとても狭いです。座椅子がありますが、外履きを入れる袋とお弁当がはいった荷物をおくのも大変なほど狭いです。ちなみに、外履きを入れる下駄箱はありませんので、各自席に持っていく必要があります。また、座椅子といっても窮屈ですので、ご年配の方、足腰の弱い方は、椅子のある1階後方の青田組席か、2階の桟敷や中舟、後舟をお勧めします。でも、安心してください。どこでもよく見えますので。
・2階桟敷席は柱に注意!
2階桟敷席は、まさに江戸時代の歌舞伎の芝居小屋によく描かれる通り、うずら席の上にあたります。こんな場所から歌舞伎を観ることができるなんて、とても贅沢だと思います。しかし、この桟敷席は柱があるのです。立派な柱が。席によっては柱が邪魔になりますので、ご注意ください。ただ、ちょっと横にずれると見られますので、お隣さんに声をかけてのぞかせてもらいましょう。
・トイレが屋外!
お手洗いが屋外ですので、用を足すには靴をもって外にいく必要があります。しかし、トイレが小さい!男性も女性も休憩時間はほんとうにとても並びますので、覚悟しましょう。水分はあまりとらないようにするのがよいかもしれません。臨時トイレを設置してほしいですよね。
しかし国の重要文化財の建物の中で芝居を楽しめるというとても贅沢な四国こんぴら歌舞伎。歌舞伎に興味がある人もない人も、ぜひ、訪れてみたいものです。
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マンガでわかる歌舞伎: あらすじ、登場人物のキャラがひと目で理解できる
→こんぴら歌舞伎(金丸座)2階席はこちら
【こんぴら歌舞伎(金丸座)1階席】
【こんぴら歌舞伎(金丸座)1階席】
【こんぴら歌舞伎(金丸座)1階席】
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