ビギナーに「かぶき手帖」は必携です


 歌舞伎ビギナーのみなさんは、歌舞伎を見るときには何を持っていきますでしょうか。ビギナーの私は、オペラグラスとメモ帳と「かぶき手帖」を必携しています。毎年出版されています(写真は2015年の梅玉さん表紙)。

 これはズバリ、「歌舞伎役者図鑑」です。「プロ野球選手図鑑」「Jリーグ選手図鑑」「ウルトラ怪獣図鑑」(例えが悪くてすみません)のようなものです。その役者さんの最近の活躍ぶり、特徴などがわかりやすく書かれていて、役者さんがとても身近に感じられます。役者さんのほか、演奏家のかたも説明されています。常磐津のなになにさんとか。

 舞台で知らない方が出てきたときは、幕間(まくあい)でこっそり調べましょう。それを繰り返すうちに歌舞伎が血となり肉となっていくのを実感できると思います。
かぶき手帖 2023年版 単行本(ソフトカバー)
仏果を得ず (双葉文庫) 文庫
海老蔵を見る、歌舞伎を見る 単行本
歌舞伎 家と血と藝 (講談社現代新書 2221)
玉三郎 勘三郎 海老蔵 平成歌舞伎三十年史 (文春新書 1234)
知らざあ言って聞かせやしょう: 心に響く歌舞伎の名せりふ (新潮新書 24)

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